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だってなんかなんかだってねぇ!?

2013.05.01 14:05|アリス‐その他
だってさ、エリオルートのさ、
ハートの城行きの汽車ENDがさ、悲しかったんだもん!!!
あれさ、汽車に乗ってエリオに会って、1回穏やかな音楽流れるじゃん!?
酷いよロゼ!ただ落とされるより持ち上げて落とされる方が辛いよ!
一瞬でも「あれ、ベストじゃなくてもグッドエンドかな?」
とか思っちゃったじゃん!!!
うわぁぁぁぁ・゜・(ノД`)・゜・!!!!!!!!!!!!

…と、いうことで、完全にあのEND後を模造です。
ディズニーの白雪姫に慰められた作者の趣向です。
……誰がなんと言おうと、
エリアリはすれ違って両片想いからの甘々がいいんだッ!!

…というか、結構な急展開だな、これ。
アリスサイドも書きたいな!
とか言っといて書かないの目に見えてるけど!!

↑書きました   http://9010914.blog.fc2.com/blog-entry-292.html

あれから、何時間帯が経っただろう。
アリスが目覚めなくなったあの時間帯、
エリオットはアリスをアリスの部屋に抱きかかえて帰り、
ベッドに寝かせた。
点滴で栄養を補給して、アリスは寝続けていた。
医者から「耳は聞こえている」と言われたエリオットは、
暇があれば、アリスに話しかけるようにしていた。
そうするようにしてから、
エリオットはようやく、自分の気持ちに嘘をつかなくなった。



「アリス、あのパブに、新しい人参の酒が出たんだぜ?」
その夕方の時間帯も、エリオットはアリスの部屋にいた。
「それを持って帰ろうとしかんだが、
またあのクソガキ共に邪魔されちまった。
マジでふざけたガキ共だよな」
アリスの手を握って、ただ話し続ける。
「そう言えば、あんたが気に入りそうな本を、
ブラッドが渡してくれたんだぜ?」
反応はない。
それでも、エリオットはアリスに微笑んで、
アリスの手を握っている手の反対の手で、本を差し出す。
「ほら、これだ…俺には難しいけど、
あんたならすぐに読み終わっちまうんだろうな」
そっと本を枕元に置く。
それでも、アリスは目を覚ますどころか、
手を握り返す事すらしない。
死んでしまっているのではと心配になるほど、
静かに、眠り続けている。
「…なぁ、アリス」
そろそろ、起きてくれよ。
小さく呟かれた声は、掠れていて。
「耳、引っ張ってもいいから。
あんたが行きたい所、
パブでも何でも、何回でも連れてってやるから。
…諜報員扱いなんて、もうしないから…っ」
何してもいいから、起きてくれよ。

エリオットは、アリスの手を緩く握ったまま、
ベッドに蹲る。
目にはいつの間にか、涙が溜まっていた。
格好悪いとか、気にする余裕なんてなかった。
どんなにみっともない格好になっても、
プライドなんて捨ててもいいから。

「…頼むから、起きてくれよ」

あんたに見せたいものがあるんだ。
きっと気に入ってくれる。
他の国にはないと思う。
マジで綺麗な所なんだ。
今も夕方だから、
キラキラ光って飛んでくのが、見えるだろ?

少し顔を上げて、エリオットはアリスの顔を見る。
アリスの反応はなく、
先刻と変わらないように、眠っている。
零れた涙が、布団のカバーにシミをつける。
「アリス…っ」

堪えきれずに、アリスの唇にキスをする。
流れた涙が、アリスの頬を伝って、アリスの涙のように見える。

「…?」
ふと、何かが動いた気がして、エリオットは唇を離す。
「……っ」
今まで動いたことがなかった、
アリスの手が、腕が、ゆっくりと伸ばされる。
「アリス…っ!」
伸ばされた手を握り、顔を見つめる。
「……ット………エリオ…………ト…」
アリスの唇がゆっくりと動き、音を発する。
その唇より、腕よりも時間をかけて、
アリスの目が薄く開く。
「アリス!!」
エリオットの涙はとっくに乾き、
ただ驚いたように目を丸くして、
アリスを抱きしめる。

「アリス、アリス…!
あんた………俺、ずっと……!」
「エリオット…苦し……」
アリスの声はか細く、エリオットの強い包容に耐えられないようだった。
「あ、わ、悪ぃ…
い、今、ブラッドとかに知らせてくるな!!」
慌てて立ち上がって出て行こうとするエリオットの袖を、
アリスが弱々しく掴む。
「待っ…て………もう少し…いて」
小さな声は確かに心細いように聞こえて、
エリオットはすぐにベッドサイドの椅子に戻った。
「……」
「……」
しばしの沈黙。
しかし長くは続かず、すぐにエリオットが声をかける。
「アリス、痛いところとか、ないか?
腹減ってるとか、喉渇いたとか…」
「大丈夫よ、エリオット…」
ふ、と微笑んだその顔は、
確かに何時間帯も前、エリオットが見たもので。
「そうか…よかった……」
エリオットの肩の力もようやく抜けた時、
アリスが急に身体を起こして、
エリオットの唇に口づけをする。
「アリス…っ!?」
すぐに離れたアリスの顔は、軽く赤かった。
「…あの、嫌…だった……?」

エリオットは強く首を振って、
またアリスを力強く抱きしめたのだった。



「なぁ、アリス」
夜の時間帯、アリスの部屋のベッドの上で、
エリオットが口を開いた。
「あんた、なんで汽車になんか乗ったんだ?
それに、怪我もしてないのに起きないで……」
アリスは一瞬不思議そうにしたが、
すぐに微笑んで、呟いた。

「あなたに、囚われてたのよ」

不思議そうに耳を揺らすエリオットに、

アリスは静かに身体を寄せた。
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